ウンターリンデン美術館

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コルマールにあるウンターリンデン美術館は、アルザス地方でもっとも訪問者が多いと言われる美術館です。
建物は13世紀のドミニコ会修道院であり、考古学品からモダンアート作品まで、幅広い年代の豊富なコレクションが展示されています。

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コルマール観光1日目は、天気が悪く凍りつくほどの寒さだったので、街散策は諦め美術館へやってきました。
写真は美術館の裏側です。こちら側は劇場?のようでした。

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入り口はこちらです。
開館時間は9:00~18:00です。チケットは12~17歳と30歳以下の学生は8ユーロでした。

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ウンターリンデン美術館の目玉は、こちらの「イーゼンハイム祭壇画」(マティアス・グリューネヴァルトとニコラウス)です。

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全部で三つあり、裏側にも絵が描かれているので、忘れずに見てみてください^ ^

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こちらはモネの「日没の谷のクルーズ」です。
本当にモネが描く水は生きているようです。
それなのに近くで見ると、絵の具が塗り重なってるだけなのが、不思議になりますよね。

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こちらはギュスターヴ・ドレの「トビアスと天使」です。
トビアスの話は、失明したトビトが、息子であるトビアに借金の回収に行かせ、
青年に扮した大天使ラファエルに守られながら、トビアが旅をする話です。
旅中トビアはサラと出会い、悪魔に打ち勝って結婚をします。
そうして無事に帰った一行は、トビトの目を直し、大天使ラファエルは正体を告げ去っていきます。
この絵はラファエルが去っていく絵でしょうか。
青い空に白く描かれた姿が映えていて、神々しいですね^ ^

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日本の刀や鍔もありました。
コルマールで見ると、西洋美術と東洋美術の違いが浮き彫りになりますね。
日本の伝統工芸はとても繊細で(もちろん西洋美術も繊細ですが)、不思議です。

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ヴァイト・ワーグナーの「ベルクハイムの祭壇画」です。
上部の装飾がとても細かいですね、16世紀の作品です。

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階段を上がって上にいくと、近代的なアートもありました。

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モダンアートやコンテンポラリーアートは、怖いと感じるものが多いですが、
中には優しい印象を受けるものもあります。

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色合いが柔らかいものが好きです^ ^

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ちなみに階段も螺旋でおしゃれです。

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中庭に出て、一番初めに紹介したイーゼンハイムの祭壇画がある修道院の方には、宗教画がたくさんあります。
神がイエスをマリアのもとに送り、大天使ガブリエルがそれをマリアに告げている場面、受胎告知です。
ガブリエルの翼が孔雀のようで、独特ですね。

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こちらのガブリエルも独特な翼を持ってます。
お腹に宿る前のイエスが、マリアに向かって飛んでくるのが描かれていますね。

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こちらのガブリエルは、天使らしい翼です^ ^

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太陽を中心に春夏秋冬が描かれている絵です。
絵の他にも、地下には彫刻や考古学品、修道院二階には陶磁器や装飾品がありました。

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閉館間近なので、ほとんど人がいません。
暗い廊下もかなり不気味でした笑

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夜のコルマールをアパートまで帰ります。
魔女でも出てきそうな景色です^ ^
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