五月の歌
五月も後半に差し掛かりましたね。
先日端午の節句の記事に書きましたが、日本では古くから五月には豊穣を祈り、厄払いをして田植えをしました。
ヨーロッパにも「5月祭」というやはり豊穣を祈るお祭りがあるように、自然との関わりが強い月なのですね。
五月は春から夏にかけて咲く花々がとても綺麗で、春の名残と初夏の始まりが混在する素敵な季節だなと感じます : )
日本と同じようにやはりヨーロッパでも花が一斉に咲き、観光シーズンになる時期です。
もちろん今年はコロナでそれどころではないでしょうが^^;
もしかすると観光客がいないことで、自然はいっそう自然らしくなっているかもしれません。
そんな五月の景色の美しさを、余すところなく表現したゲーテの詩があります。
ベートーヴェンが曲をつけていますが、これがとても綺麗な曲なので、ぜひ聴いてみてください^ ^
「五月の歌」
おぉ 素晴らしきかな 自然よ
陽は光り 川笑う
どの枝にも 花開き
どの茂みにも歌がある
胸には喜び溢れて
土よ 太陽よ 幸いよ
おぉ 愛よ 愛よ
麗しき 暁の雲のよう
なれは祝す 素晴らしき
緑の大地 花霞み
乙女よ 聞け 我が想いを
麗しの なが瞳
雲雀は愛す 歌と大空
花は空の香りを
我れは愛す 熱き血潮で
なれは喜びを この我に
新しい歌よ 踊りよ
いつまでも いつまでも
幸いあれ 幸いあれ
いつまでも
幸いあれ
ゲーテが21歳の時の詩だそうで、曲はベートーヴェンが20歳前後の時に作曲されたそう。
日本語訳は何方かわかりません、、
分かる方がいれば教えてください^ ^
曲はこちらです↓
五月らしい明るく軽いテンポで、本当に本当に綺麗な曲です。
ありがとうございました。
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