クリスマスまでの期間
クリスマスといえばもちろんイブと当日がピークですが、
ドイツでは、クリスマス前の期間にすることがたくさんありました。
クリスマス前の期間は「アドベント」といい、11月30日にいちばん近い日曜日からクリスマス前日までのことを言います。
シュトレン
ドイツではアドベントに、このシュトレンというお菓子を毎日少しづつ食べます。
友達の家では朝にバターを乗せて食べていました。
アドベントキャンドル
ドイツではアドベントの初日にろうそくを4本用意し、最初の日曜は1本、次の週は2本と毎週日曜日に一本づつ灯していきます。クリスマス当日には4本全てのろうそくが灯り、夕食を楽しみます。
それぞれのろうそくに「希望」「平和」「喜び」「愛」と意味があるみたい。
火を灯すのは夕食時。
ろうそくは可愛く飾り付けられてる台に乗ってるんですが、写真とるの忘れてました(;_;)
アドベントカレンダー
やっぱりアドベントカレンダーは本場ドイツにはありますよね、
アドベントカレンダーとはクリスマスまでの日数を数えるカレンダーで、カード状のものや袋状のものなど色々あり、中にはメッセージやお菓子が入っています。
友達の家では日付の描かれた紙袋にチョコなどお菓子が入っていて、毎日その日の袋を開けていました。可愛い^ ^
クリスマスマーケット
クリスマス前の期間はクリスマスマーケットに出かけます。
食べ物から雑貨までいろいろあって、ここでクリスマスプレゼントを揃える人も。
グリューワインという暖かいワインを片手に深夜まで立ち話するのが恒例みたい。
寒くてもみんなワインのおかげであったまってるので、平気で数時間立ってました笑
パンにパテとざくろジャム
クリスマス近くになると、パンにパテ(レバーみたいな)を塗り、その上にざくろのジャムを乗せて食べるそうです。好き嫌いが結構別れる味ですが、美味しかったですよ。
クリスマス・イブの日
ドイツのクリスマスは日本の年越しみたいなかんじだな〜と思いました。
遠くに住んでいる家族がみんな集まり、クリスマスを一緒に過ごします。
なので、私たちもクリスマスイブの日は午前中に友達の両親の家へ。
クリスマスツリー
まずはツリーの飾り付け。
ドイツではイブの日にやっとクリスマスツリーの飾り付けをします。
クリッペ
これはイエス誕生のときをモチーフにした人形で、クリスマスツリーの下に飾ってました。
イエス様を持って行こうとしたら「イエス様だけ夜に飾るんだよ」と言われました、生まれた時にってことなのね、なるほど。
この家ではイブに飾ってましたが、教会などではクリスマス前後の冬の期間かなり長く置いてあります。
イブのランチ
おそらく特に伝統的な決まりはないんですが、このお家ではパンにチーズやお肉を乗せて昼食をとりました。ぶどうが乗ってるのがなんかクリスマスっぽい (確かキリスト教で意味のある果物ですよね?^^; 全然詳しくないです 笑)
教会
イブの夜は家族で教会へ行きます。
ちなみにこの日はみんなかなり着飾ってます。1番の晴れ着なんじゃないかってくらい家でも綺麗にしてました、笑 私も旅中なのであまりスカートは履かないんですが、この時はさすがにジーパンじゃ逆に目立つ雰囲気で、、
礼拝は夕方17:00〜18:00ごろまででした。
内容は子供達が劇をやったり、みんなで賛美歌を歌ったり、牧師さんの聖書の話を聞いたりって感じです。
終わったあとはおじさん達が楽器で演奏したりしてて聴いて帰りました。
ちなみに下の写真↓は22日のクリスマスコンサートの時に撮った写真で、24日はこんなにライトアップとかされてないです笑
プレゼント
友達の家ではプレゼントはイブの夜に開けます。
理由は「子供のときは次の日まで待ちきれなかったから」。それが今も習慣になってるとか。
両親が全て用意するまで部屋には入れなくて、鐘の音がなったら入ってもいい合図^ ^
リビングのそれぞれの椅子にその人へのプレゼントが置いてあります。
私の椅子にも友達とその両親からのプレゼントが^ ^
もらったもの↓
私も家庭のクリスマスに参加させてくれたお礼を兼ねて、プレゼントをみんなへ用意しました↓
ドイツはお茶の種類が豊富で有名なお茶専門店もあるので、玄米茶と紅茶用の砂糖をプレゼント。
イブのディナー
プレゼントのあとは夕食です。
クリスマスの夕食って七面鳥のイメージありますよね、?
友達のお家ではパスタとかサラダとか、あとなんて言うんでしょう、好きなものをプレートに乗せてチーズを上に乗せて、チーズが溶けたら食べるやつ、ww
名前わかんないですけどめっちゃ美味しかったです^ ^
ちなみにアイルランドで滞在していた家では、飼っていた七面鳥を食べたそうです、、。ドイツに居てよかった、、^^;
クリスマス当日
朝ごはん
クリスマス当日の朝ごはんはこんな感じでした。
残ってるシュトレンとチョコのバームクーヘンです。みんなで一緒に食べると言うより、起きた人から食べる。
クリスマスの日の過ごし方
私と友達は大量にあるかぼちゃを消費するため、スープ作りをしました。
クリスマスには、バニラキプフェルと言うクリスマスのクッキーを食べてゆっくりするのが恒例だそう。
写真撮れなかったですが、友達のお兄ちゃんがプレゼントでもらったゲームをみんなでしたり。
たくさん食べた食事を消化するべく、みんなで家の周りを散歩したり、笑
クリスマス当日のディナー
クリスマス当日のディナーは、あひるの肉?と、野菜で出来たソースとマッシュポテトでした。このマッシュポテトが普通のマッシュポテトじゃなく、もちもちしていて団子みたいに弾力があるんです、なんていう料理だったんでしょう?美味しかったです。
マッシュポテトは丸く丸められてて、弾力がある理由は「potato flourが入ってるから」と言ってました、、。じゃがいも粉? デンプンかな。
(下の写真はクリスマスのものではなく、翌日26日に同じメニューを食べた時の写真です、、)
26日
クリスマスが終わって26日は、みんなそれぞれの家に帰宅です。
みんな27日から仕事が始まることが多いとか。
友達は彼氏さんの家へ挨拶に行っていたので、私は一人でお留守番。
友達はクッキーが山盛りの皿を持って帰ってきました ^ ^
(お腹いっぱいすぎて誰も食べなかったです笑)
まとめ
日本とは反対で、クリスマスは3日間連休で、新年は休みがあまり無いそうです。
ドイツのクリスマスは本当に日本の年越しって感じでした〜
パテ=年越しそば
肉料理=おせち
プレゼント=お年玉
もみの木=門松
みたいな、笑
クリスマスは家族や親戚で集まり、年越しは逆に友達と過ごすことが多いそうです。
とにかく貴重な経験させてもらって、(普通に旅行にきてたら体験出来ない、、)本当にお世話になったので、今度は日本に来てもらっていつか恩返しが出来たらなと思います、^ ^
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