ローマ最終日の後半です^ ^
この日の前半は念願のバチカンへ行ってきました↓
15:40
バチカンへ行ったあと、15分ほど歩いてナヴォーナ広場へ来ました。
お腹が空いてるのでカフェに入ります〜
Vivi Bistrot
入ったカフェは広場に面してるVivi Bistrot というお店です!
ご飯を食べようと思っていたのですが、昼もすぎていたのでチーズケーキと抹茶を^ ^
今日は特別な日なので贅沢しました〜
カフェは各テーブルに花が生けてあって可愛いです!
チーズケーキはもうちょっと硬めの方が好きかもしれない^^;
抹茶は美味しかったですが、砂糖もミルクもいらないと言ったら不思議な顔されました()
このカフェはローマ博物館に併設されてるカフェみたいです。
一休みしたあとは歩いてすぐのアルテンプス宮(ローマ国立博物館)へ。
アルテンプス宮
16:20
アルテンプス宮は国立博物館の1つです。
15世紀に建てられた建物で、16世紀にはアルテンプス枢機卿が所有しました。
モーツァルトなども訪れた建物で、20世紀後半から古代彫刻の博物館となります。
この回廊も15世紀の建設当初からあるものらしいですよ。
ちなみに17歳以下は入場無料です!
ローマで入場無料になる観光施設!【17歳の世界旅行】
これはルドヴィシの玉座です。制作されたのは紀元前460年と言われています。
彫られているのはヴィーナス(またはアフロディテ)が海から引き上げられ、誕生した瞬間です!
現在残ってるギリシャ彫刻はほとんどがローマン・コピーですが、これはオリジナルなんですって。
19世紀にローマのルドヴィシ邸で発見されたそう。
こちらはアンティノウス像です。
アンティノウスはハドリアヌス皇帝の愛人として寵愛を受けた美少年で、ローマでは皇帝以外で神格化された最後の人間だそうです!
彼はハドリアヌスと共にエジプトへ行った際にナイル川で溺死し、その後ハドリアヌスやエジプト人、ギリシャ人やローマ人によって神格化され、信仰されました。
朝行ったバチカン美術館にもアンティノウスの像はありました^ ^
円形の間で見たのですが、こちらもやはり女神像に負けない美しさでした〜
バルベリーニ宮
17:30
アルテンプス宮から25分ほど歩いて、バルベリーニ宮まで来ました。
バルベリーニ宮殿は国立古典絵画館の1つです。
バルベリーニ家が所有していた建物で、建設はカルロ・マデルノが担当でした。その後1633年にボッロミーニとベルニーニによって完成します。
庭園なども有名なようですが、私が着いた時はもう真っ暗で、何も見えませんでした💦
人もいなくて、夜の宮殿に入るの結構不気味でしたよ^^;
ラファエロの「ラ・フォルナリーナ(パン屋のマルゲリータ)」です。
彼の死後60年後に見つかったそう。
マルゲリータはラファエロの恋人として知られています。
腕には「ウルビーノのラファエロ」と書かれた腕輪をしていて、
左手には指輪をしています。
実はラファエロにはマリア・ビッビエーナという婚約者がいましたが、ラファエロは結婚にしぶり、マリアは病気で亡くなりました。
この絵のモデルとされてるマルゲリータ・ルティはパン屋の娘、または高級娼婦だったと言われています。どちらにしても、身分が釣り合わないという理由で結婚できませんでした、、。
朝バチカン美術館で見た「アテネの学堂」にも、マルゲリータがモデルとなったと言われてる人が描かれていますが、この「ラ・フォルナリーナ」とは少し顔が違うような気もします。
グイド・レーニの「ベアトリーチェ・チェンチ」です。
目つきや雰囲気がすごく独特で、惹きつけられる不思議な絵です、、
とても美形ですが、その姿とは正反対の壮絶な人生を送った女性です。
描かれているのは、ローマの貴族のフランチェスコ・チェンチの娘です。
フランチェスコ・チェンチは妻と3人の子供たちを虐待しており、長く性虐待を受けていたベアトリーチェはある時警察に告発しましたが、対応してもらえなかったそう。
1598年、家族全員でフランチェスコを撲殺しました、。
拷問や検死によって意図的な殺人と判明し、家族は1599年9月11日、サンタンジェロ橋で公開処刑されました。
彼女は処刑された当時22歳だったそう、。頭のターバンは、斬首される際に髪の毛で刃がすべらないようにするためだそうです。
バルベリーニ宮では、他にもカラバッジョの「ホロフェルネスの首を斬るユーディト」など見れますよ!(この絵はかなりグロいので写真は撮りませんでしたが^^;)
他にもバロック建築を代表する建築家が手がけただけあって、建物自体もとても見応えがあります^ ^
ピエトロ・ダ・コルトーナ天井画なども本当に素晴らしくて、おすすめの美術館です!
上の画像はフィレンツェの前にいったヴェネツィアの風景です〜
帰り際に撫でさせてくれたねこ^ ^
美術館スタッフのおじさんたちが餌(お菓子)をあげていて、居ついてるようでした〜
可愛いいい^ ^
マッシモ宮
18:40
ローマ最後の観光はマッシモ宮殿。
バルベリーニ宮から歩いて15分ほどでした。
アルテンプス宮と同じローマ国立博物館の1つです。
着いたのが閉館1時間前だったので、閉まっているところも部屋もあったように思います。
観光客もほとんどいなかったです。
展示品は、彫刻からオプス・セクティレという技法を使ったモザイク(?)や、銀細工等いろいろありました。
この部屋の中は、リヴィア家のフレスコ画です。
初代ローマ帝国皇帝アウグストゥス帝の妃となる、リヴィア妃の別荘にあったフレスコ画だそう。
青色を背景に果物やいろんな種類の草花、鳥たちが描かれています。
おしゃれな色使いで素敵な壁画^ ^
アウグストゥスの時代と言えば紀元前20年ごろなので、ちょうど2000年前になりますね。
ペペロンチーノとクレープ
19:40
マッシモ宮は閉館時間が迫り、誰も居なかったので出てきました笑
宿泊中のホステルはマッシモ宮から徒歩数分なのですが、その途中のレストランに入りペペロンチーノを食べました〜
イタリアでペペロンチーノを食べるのが小さな夢だったので^ ^
味の感想は、うーん、思ったより麺が硬い?です、、。美味しいですが。
ローマ観光はこれでおしまいです、
ローマは4泊しましたが、時間がなくて行けなかったとこもたくさんあるので、
また来たいです^^;
明日は朝からミラノへバスで移動します〜!
コメント