笑うと免疫力up?
新型コロナウィルスの感染が広がっているせいで、免疫力という言葉を頻繁に目にしますね。
ところで「笑うと免疫力が上がる」というのは聞いたことがありますか?
昔から「笑いは百薬の長」というように、笑いと健康は強く関係しています。
笑いに関する医学的研究もたくさん行われており、様々な病気のリスクを低減させることが分かっています!
「笑い、効果」で検索してみてください、免疫力Upとストレスホルモンの減少、がんに効果的などとたくさん上がってくると思います^ ^
笑いがウィルス感染を防ぐ!
様々な研究によって、笑うと「ウィルス感染細胞をやっつける免疫細胞が活性化する」ということが分かっています。
つまり笑うことによって免疫力が上がり、ウィルスをやっつけることが出来るということですね!
ナチュラルキラー細胞とは?
笑うとナチュラルキラー細胞が活性化すると言われてますが、これは免疫細胞の1つです。
常に体を巡回し、ウィルスに感染した細胞を見つけると攻撃します。
ナチュラルキラー細胞が活性化することによって、ウィルスに感染した細胞を早く見つけ、排除することが出来るということですね。
がんにも効く!
ナチュラルキラー細胞はウィルス感染細胞だけでなく、がん細胞も攻撃します。
ナチュラルキラー(NK)細胞療法などもあるそうです。
がんにも笑いが効く!ということで、様々な研究が行われています。
どれくらい活性化する?
では、そのNK細胞は笑うとどれくらい活性化するのでしょうか?
ある研究では、お笑いを観る前と後で全体の平均値として、35%〜45%上がっていたそうです!
かなり効果的なようですね。
笑いによる様々な効果
最近では、近畿大学、吉本興業、オムロン、NTT西日本が共同で行った研究が有名ですが、
他にも笑いと健康に関する研究や論文はたくさんあります。
笑うと痛くなくなる!?
オックスフォードの研究では、15分笑うと痛みに対する耐久性が10%上がるということが分かったそうです。
被験者に、笑える映像もしくは笑う要素の少ない映像を観せた後、どれくらい痛みに耐えられるかという実験でした。
ストレス解消効果
ストレスホルモンであるコルチゾールは、笑った後に減少することが分かっています。
笑いが呼吸に作用する
大笑いを繰り返すと、体内にたまっている二酸化炭素が排出され、たくさんの酸素が体内に入りやすくなります。
これは、笑っているときは腹式呼吸をしているせいです。
吸い込む空気(酸素)の量が胸式呼吸よりかなり多いため、血管を拡張させ血圧を下げます。
笑いも運動!
ある大学医学部教授によると、10分〜15分の「作り笑い」は、1日のエネルギー消費を10〜40kcal増加させるそうです。
爆笑すると3分で10kcalのエネルギー消費になるとか。
爆笑して腹筋の筋肉痛になったことありませんか?笑 私はあります()
笑う門には福きたる!
笑いが病気を直した一番有名な事例は、アメリカのジャーナリストノーマン・カズンズのエピソードです。
カズンズは不治の病と言われた難病にかかりますが、笑い療法を研究し、笑いによって数ヶ月後には克服しました。
この話はアメリカの医学雑誌にのり、笑いと健康の関係性が研究されるきっかけにもなりました。
みなさんの周りでも、笑いによって体調不良が治ったなんて話聞きませんか?^ ^
漫才を観たり笑える動画を観たら、体調が良くなったり仕事の効率も良くなった、というのをよく聞きます。
おうち時間ばかりで退屈憂鬱だと思いますが、笑うのは家でも出来ます。むしろ家の方が向いてます^ ^
ぜひ爆笑して免疫力をあげましょう~
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